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毎月配当・毎月分配の銘柄は新NISAで購入出来るのか調べてみました

新NISAは、株式の売却益だけでなく配当金(分配金)についても非課税扱いとなります。ならば、毎月配当の銘柄があれば配当金をもらい、それを再投資に回していければ簡単に資産が増やせるのでは?と調べてみました。(上場している銘柄にて調査、投資信託は含まず)

毎月配当金(分配金)がもらえる銘柄ってあるの?

日本株ETF除く)で毎月配当の銘柄は、ないようです。
ETFなら毎月分配の銘柄は、あります。ただ、調べ方が悪いのか以下の銘柄しか見つかりませんでした。

  • グローバルX S&P500・カバード・コール ETF(2868)
  • グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF(2865)
  • グローバルX 米国優先証券 ETF(2866)
  • 上場インデックスファンド海外債券(FTSE WGBI)毎月分配型(1677)

上記グローバルX社の3つのETFは、個人的には有名どころかと思いますし保有もしています。別の機会に記事にしてみようと思います。

新NISAで毎月配当・分配の銘柄は買えるの?

結論、新NISAでは、毎月配当(分配)の銘柄は買えません。
つみたて投資枠、成長投資枠どちらもです。

毎月配当(分配)でNISAするには

隔月分配型のETFならば買えます。なので奇数月分配と偶数月分配のETFを組み合わせれば新NISAで実質毎月分配金が取得できることになります。
隔月分配のETFには次のようなものがあります。いずれも成長投資枠。

  • グローバルX 米国優先証券 ETF(隔月分配型)(2019)奇数月
  • グローバルX S&P500配当貴族 ETF(2236)奇数月
  • 上場インデックスファンドJリート東証REIT指数 隔月分配型(1345)奇数月
  • グローバルX オフィス・J-REIT ETF(2096)偶数月
  • 上場インデックスファンドJリート東証REIT指数隔月分配ミニ(2552)偶数月

ETFの組合せ買いで実質毎月分配になるとしても、あとは分配金利回りに納得がいくか、流動性が確保できているか(出来高がそこそこ多いか)も留意したい点です。

まとめ

新NISAでは、毎月分配の銘柄は購入することが出来ない。隔月分配の銘柄なら購入することが可能。分配が奇数月、偶数月のそれぞれを購入することで実質毎月分配となる。

 

ウェルネオシュガーで立会外トレードやってみた

生まれて初めて立会外トレードで株式購入してみました。銘柄は、ウェルネオシュガー。その時に感じたことをレポートします。

ウェルネオシュガーはどんな会社

2023年1月1日に日新製糖伊藤忠製糖が経営統合を行いウェルネオシュガーが誕生しました。製糖業界2位。 株主優待制度があり株式保有期間3年未満では1,000円相当、3年以上では2,000円相当の商品がもらえます。

配当に関して比較的熱心な会社の印象です。配当性向(DPR)60%、株主資本配当率(DOE)3%のいずれか大きい額を基準に配当を行うようです。

立会外トレードでの株式の購入方法は?

立会外トレードとは、SBI証券だけが行っているサービスです。取引としては立会外分売(たちあいがいぶんばい)と同じようなものです。
立会外分売とは、申込み期限までに申込みを行うと立会外分売実施日に前日の終値から数パーセント割引された株価で購入(通常取引時間外)できます。立会外分売の条件が事前に証券会社から提示されるのでよく読んで購入を判断することになります。

立会外でいくらで買えたのか?

実施日2023/9/13で価格1,974円(前日終値の3.05%割引)でした。

実施日後の株価動向は、2023/10には立会外価格を下回る1,936円まで下落しています。ただ、その後はじわりと上昇してくれています。

年月 始値 高値 安値 終値 前月比
2023/12 2,074 2,139 2,015 2,109 45
2023/11 2,047 2,089 1,993 2,064 19
2023/10 2,068 2,080 1,936 2,045 -28
2023/09 2,168 2,216 1,995 2,073 -90
2023/08 2,081 2,200 2,046 2,163 80

まとめ

長期保有する場合はあまりメリットがないと思いました。それは、仮に立会外で3%安く買えてもその後の株価の動き次第では、立会外の価格よりも安くなることも容易にあるからです。

今回のように配当がよい銘柄で立会外が実施されるならば、その時の相場状況で判断してみようと思います。下げそうなら立会外で買わずに下げを待ってから通常取引で買えばいいので無理せずです。

 

 

さくらケーシーエス 桜の開花とともに急上昇!その後は買いが続かず急落、早々に散る

さくらケーシーエス証券コード4761)」が急騰!!2024/3/28から4日連続のストップ高を演じ、その後に急落、5日続落したことに関して自分なりに分析してみたいと思います。800円台からの保有株なので今後の株価動向が気になります。

さくらケーシーエス」なぜ保有したのか

 「さくらケーシーエス証券コード:4761)」は、会社HPによると「SMBCグループの総合情報サービス企業」とのことです。会社HPはSMBCグループのコーポレートカラーであるフレッシュグリーンとトラッドグリーンの2色で統一されていて、見やすく分かりやすい印象を持ちました。

 なぜ保有したのか、大株主が三井住友銀行、三井住友F&L、富士通と安定していそう。IT企業として着実に成長していて技術力もありそう。無借金経営っぽい。配当は多くないが確実に配当を出している、想定配当利回り約2.5%は、ぎりぎり買える。ちゃんとしている会社な雰囲気。そんな感じで2023年9月当時の株価800円台前半は割安に見えました。出来高が少ないことが気にかかるも東証スタンダードで小型株ならこんなものかと。

急騰と急落株価の振り返り

  1. 通常の出来高は、1万株を割る日が多く、地味な銘柄であることがわかります。過去の出来高を見ていくと1千株を割る日もありました。
  2. ストップ高1日目は141円高と中途半端ですがこれは、当日2024/3/28が配当落ち日のため配当分の9円ほど下げた位置から始まっているためで実質150円高ストップ高です。出来高は15万株にまで増えています。それでも少ない。

  3. ストップ高2日目と3日目は、出来高が1日目よりも少ない、3日目の2024/4/1は、3万株ほどと出来高が細っています。

  4. ストップ高4日目の2024/4/2は、出来高127万株ほどと急激に出来高が増えています。この銘柄にとっては途方もない出来高です。そして、株価は急騰前から2倍を超えています。

  5. 2024/4/3は、株価2、240円の上場来高値を付けるも下落、-289円安と急落しました。出来高は125万ほどと連日の高水準の出来高でした。前日の買い分がそのまま売りに回ったかのようです。2、240円の高値を付けたときの出来高が気になります。

  6. 2024/4/4からは、4日間は、-289円、-274円、-97円、-79円となり急落します。出来高は、30万、20万、17万と徐々に細っていきます。5日目にしてー10円の出来高は42万株と下げ止まり感が出てきます。

急騰と思われるニュースや事柄

 急騰したと思われるニュースや事柄を書き出してみました、それぞれが相互に関係している事柄もありへーそうなんだ~程度でご覧ください。

  1. さくら銘柄!?
    急騰した3/28〜4/2は、各地で桜(さくら)の開花宣言が発表となった時期にです。ちなみに、東京は3/29開花宣言でした。
    もしや、「さくら〜」の会社名を持つ銘柄が上がっているのか?と思い調べてみました。
     ・さくらインターネット(3778)0勝4敗
     ・さくらさくプラス(7097)2勝2敗
    どうやら、桜の開花時期とは関係がないようです。

    3/27 ラジオNIKKEIのザ・マネー「視界良好!杉村商店」のコーナーで、さくら銘柄として紹介されていました。神戸を地盤にした地味だけど優良な会社といった感じだったかと。案外これがきっかけかもしれません。急騰タイミングとしてはドンピシャです。
  2. データセンター関連株
    株探では、3/29と4/1に次のように報じています。
    さくらKCSがストップ高カイ気配、データセンター需要増大で成長期待
    さくらKCSが連日のS高カイ気配、データセンター関連穴株として物色人気が全面開花
    穴株という表現がとても気に入りました。

  3. さくらインターネット」からの連想買い
    データセンター、クラウド銘柄の本命株は、国内企業初のガバメントクラウド認定業者となり株価はテンバガーを達成した、「さくらインターネット証券コード3778)」。データセンター、クラウド、会社名も似ているの3連想で「さくらケーシーエス」が買われ急騰という流れは十分にあると思っています。ちなみに「さくらケーシーエス」では、「さくらUTOPIAクラウド」のサービス名でクラウドサービスを提供しています。

    ガバメントクラウド業者なら富士通NEC、日立あたりが揃い踏みで認定されるものと思っていましたが「さくらインターネット」が初認定とはどのあたりに違い、特長があったんでしょう。個人的には、ブログサーバーレンタル業者として有名な会社というイメージでしたから違和感はありません。ブログサーバーからの発想なら「GMOインターネット証券コード9449)」が同じように選ばれてもと思いを巡らせます。

まとめ

 「さくらケーシーエス証券コード4761)」は、SMBCグループのIT会社としてSMBC、富士通を主力顧客として、他の金融会社、民間企業、公共とも取引があります。サービス面では、データセンター、クラウドサービス、ビジネスソリューションサービスと総合的なITサービスを提供しています。詳しくは、株式会社さくらケーシーエスのホームページを御覧ください。

 3/28から4日連続のS高から5日急落・続落。その後、4/10は再び急騰S高300円高の1,699円。直近の値動きが上下に激しくなっていますが、会社は安定して利益を積み上げています。よっていずれ株価は上方向に落ち着きを見せるものと想定しています。
 あわよくばテンバガーとなって欲しい銘柄の一つです。株価に一喜一憂せず継続保有を続けようと思っています。今後の動向が楽しみな銘柄です。