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さくらケーシーエス 桜の開花とともに急上昇!その後は買いが続かず急落、早々に散る

さくらケーシーエス証券コード4761)」が急騰!!2024/3/28から4日連続のストップ高を演じ、その後に急落、5日続落したことに関して自分なりに分析してみたいと思います。800円台からの保有株なので今後の株価動向が気になります。

さくらケーシーエス」なぜ保有したのか

 「さくらケーシーエス証券コード:4761)」は、会社HPによると「SMBCグループの総合情報サービス企業」とのことです。会社HPはSMBCグループのコーポレートカラーであるフレッシュグリーンとトラッドグリーンの2色で統一されていて、見やすく分かりやすい印象を持ちました。

 なぜ保有したのか、大株主が三井住友銀行、三井住友F&L、富士通と安定していそう。IT企業として着実に成長していて技術力もありそう。無借金経営っぽい。配当は多くないが確実に配当を出している、想定配当利回り約2.5%は、ぎりぎり買える。ちゃんとしている会社な雰囲気。そんな感じで2023年9月当時の株価800円台前半は割安に見えました。出来高が少ないことが気にかかるも東証スタンダードで小型株ならこんなものかと。

急騰と急落株価の振り返り

  1. 通常の出来高は、1万株を割る日が多く、地味な銘柄であることがわかります。過去の出来高を見ていくと1千株を割る日もありました。
  2. ストップ高1日目は141円高と中途半端ですがこれは、当日2024/3/28が配当落ち日のため配当分の9円ほど下げた位置から始まっているためで実質150円高ストップ高です。出来高は15万株にまで増えています。それでも少ない。

  3. ストップ高2日目と3日目は、出来高が1日目よりも少ない、3日目の2024/4/1は、3万株ほどと出来高が細っています。

  4. ストップ高4日目の2024/4/2は、出来高127万株ほどと急激に出来高が増えています。この銘柄にとっては途方もない出来高です。そして、株価は急騰前から2倍を超えています。

  5. 2024/4/3は、株価2、240円の上場来高値を付けるも下落、-289円安と急落しました。出来高は125万ほどと連日の高水準の出来高でした。前日の買い分がそのまま売りに回ったかのようです。2、240円の高値を付けたときの出来高が気になります。

  6. 2024/4/4からは、4日間は、-289円、-274円、-97円、-79円となり急落します。出来高は、30万、20万、17万と徐々に細っていきます。5日目にしてー10円の出来高は42万株と下げ止まり感が出てきます。

急騰と思われるニュースや事柄

 急騰したと思われるニュースや事柄を書き出してみました、それぞれが相互に関係している事柄もありへーそうなんだ~程度でご覧ください。

  1. さくら銘柄!?
    急騰した3/28〜4/2は、各地で桜(さくら)の開花宣言が発表となった時期にです。ちなみに、東京は3/29開花宣言でした。
    もしや、「さくら〜」の会社名を持つ銘柄が上がっているのか?と思い調べてみました。
     ・さくらインターネット(3778)0勝4敗
     ・さくらさくプラス(7097)2勝2敗
    どうやら、桜の開花時期とは関係がないようです。

    3/27 ラジオNIKKEIのザ・マネー「視界良好!杉村商店」のコーナーで、さくら銘柄として紹介されていました。神戸を地盤にした地味だけど優良な会社といった感じだったかと。案外これがきっかけかもしれません。急騰タイミングとしてはドンピシャです。
  2. データセンター関連株
    株探では、3/29と4/1に次のように報じています。
    さくらKCSがストップ高カイ気配、データセンター需要増大で成長期待
    さくらKCSが連日のS高カイ気配、データセンター関連穴株として物色人気が全面開花
    穴株という表現がとても気に入りました。

  3. さくらインターネット」からの連想買い
    データセンター、クラウド銘柄の本命株は、国内企業初のガバメントクラウド認定業者となり株価はテンバガーを達成した、「さくらインターネット証券コード3778)」。データセンター、クラウド、会社名も似ているの3連想で「さくらケーシーエス」が買われ急騰という流れは十分にあると思っています。ちなみに「さくらケーシーエス」では、「さくらUTOPIAクラウド」のサービス名でクラウドサービスを提供しています。

    ガバメントクラウド業者なら富士通NEC、日立あたりが揃い踏みで認定されるものと思っていましたが「さくらインターネット」が初認定とはどのあたりに違い、特長があったんでしょう。個人的には、ブログサーバーレンタル業者として有名な会社というイメージでしたから違和感はありません。ブログサーバーからの発想なら「GMOインターネット証券コード9449)」が同じように選ばれてもと思いを巡らせます。

まとめ

 「さくらケーシーエス証券コード4761)」は、SMBCグループのIT会社としてSMBC、富士通を主力顧客として、他の金融会社、民間企業、公共とも取引があります。サービス面では、データセンター、クラウドサービス、ビジネスソリューションサービスと総合的なITサービスを提供しています。詳しくは、株式会社さくらケーシーエスのホームページを御覧ください。

 3/28から4日連続のS高から5日急落・続落。その後、4/10は再び急騰S高300円高の1,699円。直近の値動きが上下に激しくなっていますが、会社は安定して利益を積み上げています。よっていずれ株価は上方向に落ち着きを見せるものと想定しています。
 あわよくばテンバガーとなって欲しい銘柄の一つです。株価に一喜一憂せず継続保有を続けようと思っています。今後の動向が楽しみな銘柄です。